2021年3月29日 (仮訳)サラジン酸を有するParmotrema属地衣のタイプスタディ Spielmann, AA. & Pinto, M. 2020. Type studies on Parmotrema (Parmeliaceae, Ascomycota) with salazinic acid. Plant and Fungal Systematics. Available at: https://pfsyst.botany.pl/Type-studies-on-Parmotrema-Parmeliaceae-Ascomycota-with-salazinic-acid,131227,0,2.html [Accessed March 29, 2021] 【R3-08274】2021/3/29投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ サラジン酸を有するParmotrema属地衣の66種についてシノニム、化学成分、分布、分類学的類縁性を記述した。 P. austromaculatum、P. bifidum、およびP. clercianumの3新種を記載した。 また、Parmelinella属1種とParmotrema属13種の新組み合わせ、1種の新学名を提唱した。 Brazil, Rio Grande do Sul, Municipality of Boqueirão do Leão, Linha Sinimbuzinho, Perau da Nega (新種) Parmotrema austromaculatum Spielmann & Marcelli 語源…南の白斑の 【よく似た種との区別】 Parmotrema cetratum 本種より裂片の幅が広い 本種と異なり裂片下縁に光沢を有する 本種と異なり裂片がしばしば”hypermaculate”という特徴を欠く 本種と異なり白斑が顕著な網目状でない 本種と異なり明瞭な”lacinulae”を有する 本種よりシリアが長い Parmotrema hypermaculatum 白斑のパターンが類似している 本種と異なり子器が開口しない Parmotrema eurysacum 栄養生殖の散布体を欠く 白斑を有する 髄層がUV陰性 本種と異なり”lacinulae”がしばしば箆形または先端が膨大するのではなく先端が尖る 本種と異なり粉子器に黒色の縁取りを有する Brazil. Mato Grosso, Serra da Chapada [presently Chapada dos Guimarães], Bocca da Serra (新種) Parmotrema bifidum Spielmann & Marcelli 語源…2裂の(シリアの形状から) 【よく似た種との区別】 Parmotrema expansum シリアが分岐する 白斑の輪郭が明瞭 本種ほど裂片が斜上しない 本種より裂片がやや明色 本種と異なり裂片縁部に顕著な黒色の線をあらわすという特徴を欠く 本種と異なり地衣体下面が褐色ではなく漆黒 本種と異なり地衣体下面が無毛でない 本種と異なり地衣体縁部が光沢のある暗褐色でない Parmotrema concors 地衣体縁部の下面に光沢を有する シリアが分枝する 本種と異なりブラジルではなくオーストラリアなどに分布する 本種と異なり粉芽を有する 本種と異なり白斑の程度が弱い 本種と異なり地衣成分としてリケキサントンを含む Parmotrema leucosemothetum 白斑の縁部が非常に明瞭 本種よりシリアが長い 本種と異なりシリアが分枝しない Parmotrema uruguense 栄養生殖の散布体を欠く “lacinulae”を欠く 髄層がUV陰性 本種と異なりシリアの幅が広いのではなく狭い 本種と異なり偽根が単型ではなく2型 Brazil, Mato Grosso do Sul, Municipality of Jaraguari, Furnas do Dionísio (新種) Parmotrema clercianum Spielmann 語源…地衣学者、ハーバリウム管理者のPhilippe Clerc氏に献名 【よく似た種との区別】 Parmotrema convolutum 本種と異なりブラジルではなくオーストラリアに分布する 本種と異なり裂片に白斑を欠く 本種と異なり地衣成分としてスチクチン酸を含む 本種と異なり地衣成分としてサラジン酸を含まない (新組み合わせ) Parmotrema acanthifolium (Pers.) Spielmann & Marcelli 旧名:Parmelia acanthifolia Pers. 【よく似た種との区別】 Parmotrema radiatum 栄養生殖の散布体を欠く 白斑を有する “lacinulae”を欠く 髄層がUV陰性 本種よりシリアの最大長が長い 本種と異なりシリアが通常分枝しないのではなく鱗片状 本種より粉子が長い (その他掲載種) Parmotrema acutatum Kurok. 【よく似た種との区別】 Parmotrema eurysacum “lacinulae”を豊富に有する 栄養生殖の散布体を欠く 本種と異なりシリアを欠くのではなく有する 本種と異なり地衣体上面の白斑が輪郭が明瞭ではなく”hypermaculate” 本種と異なり”lacinulae”の下面がベージュ色ではなく黒色 本種より粉子が短い 本種と異なり粉子が糸状ではなく短糸状 本種と異なり地衣成分としてジロホール酸を有する Parmotrema laciniellum 白斑の輪郭が明瞭 “lacinulae”が長い 本種と異なりシリアを欠くのではなく有する Parmotrema latissimum 栄養生殖の散布体を欠く 本種より裂片の幅が広い 本種と異なり白斑を欠く 本種と異なり粉子が糸状ではなく類瓶形 (その他掲載種) Parmotrema albinatum (K.H. Moon, Kurok. & Kashiw.) O. Blanco, A. Crespo, Divakar, Elix & Lumbsch 【よく似た種との区別】 Parmotrema clavuliferum(マツゲゴケ) “lacinulae”を有する 本種と異なり白斑を欠くのではなく有する 本種と異なり”lacinulae”が短いのではなく長い 本種と異なり地衣成分として脂肪酸を含む 本種と異なり地衣成分としてロバール酸を欠く Parmotrema maximum lacinulae”を有する 本種よりシリアのサイズが大きい 本種と異なりシリアが分枝しないのではなく分枝しない~叉状または二叉分岐する (その他掲載種) Parmotrema austrocetratum Elix & J. Johnst. 【よく似た種との区別】 Parmotrema hawaiiense 形態的に類似している(同種とされたことがある) 本種と異なり地衣体上面が平滑 本種と異なり”lacinuale”を欠く 本種より粉子のサイズが小さい Parmotrema ruminatum 本種より地衣体の小区画がずっと不明瞭 本種と異なりシジディアを欠く 本種と異なりシリアが豊富でない 本種よりシリアが短い (その他掲載種) Parmotrema cetratum (Ach.) Hale 【よく似た種との区別】 Parmotrema radiatum 本種と異なり地衣体縁部の領域を完全に欠くという特徴を欠く 本種と異なり白斑が網目状のみではなく網目状または”hypermaculate” 本種と異なりシリアがささくれ状 Parmotrema austromaculatum 本種より裂片の幅が狭い 本種と異なり裂片下縁に光沢を有するという特徴を欠く 本種と異なり裂片がしばしば”hypermaculate”である 本種と異なり白斑が顕著な網目状 本種と異なり明瞭な”lacinulae”を欠く 本種よりシリアが短い Parmotrema ruptum 形態的に類似している(混同のおそれがある) 本種と異なり地衣体縁部まで顕著な偽根を有するという特徴を欠く Parmotrema cetrlaciniellum 本種と異なり白斑が常に網目状で子器付近でのみ輪郭が明瞭がなのではなく輪郭が明瞭 本種と異なり”lacinulae”が豊富 (その他掲載種) Parmotrema clavuliferum (Räsänen) Streimann マツゲゴケ 【よく似た種との区別】 Parmotrema lacteum 粉芽を”lacinulae”上に生じる 本種と異なり裂芽状構造を有する Parmotrema albinatum “lacinulae”を有する 本種と異なり白斑を有するのではなく欠く 本種と異なり”lacinulae”が長いのではなく短い 本種と異なり地衣成分としてロバール酸を有する 本種と異なり地衣成分として脂肪酸を含まない Parmotrema reticulatum(オオマツゲゴケ) 形態的に類似している(同種とする意見がある) 本種と異なり裂片のシリアが豊富ではなく稀 本種と異なり”clavulae”下面がほとんどの場合黒色なのではなく通常白色またはクリーム色 Parmotrema marcellianum 粉芽を有する シリアを有する “lacinulae”を有する 顕著な白斑を有する 本種と異なり”clavulae”の下部が典型的には白色で標本ではクリーム色なのではなくほとんどの場合黒色 (その他掲載種) Parmelia concors Kremp. 【よく似た種との区別】 Parmotrema bifidum 地衣体縁部の下面に光沢を有する シリアが分枝する 本種と異なりオーストラリアなどではなくブラジルに分布する 本種と異なり粉芽を欠く 本種と異なり白斑の程度が弱くない 本種と異なり地衣成分としてリケキサントンを含まない Parmotrema reticulatum(オオマツゲゴケ) 形態的に類似している(同種とされたことがある) 本種と異なり裂片縁部が偽根状でごく幅狭い褐色無毛の縁部を有する 本種と異なりシリアの形状が幅広いのではなく細長い 本種と異なりシリアがしばしば2裂するのではなく時に側枝を生じるが全く2裂しない Parmotrema margaritatum 粉芽を有する シリアを有する “lacinulae”を有する 白斑の輪郭が明瞭 本種と異なりシリアが分枝しない~叉状のではなく分枝しない 本種と異なり”lacinulae”が稀ではなく豊富 (その他掲載種) Parmotrema concurrens Hale 【よく似た種との区別】 Parmotrema ultralucens(ウラグロマツゲゴケ) 本種と異なり髄層がUV+黄色 本種と異なり地衣成分としてリケキサントンを含む 本種と異なり地衣成分としてジロホール酸を欠く Parmotrema tinctorum 岩上生地衣である 本種と異なりシリアを欠く 本種と異なり地衣成分としてレカノール酸を含む (その他掲載種) Parmotrema coralliforme (Hale) Hale 【よく似た種との区別】 Parmotrema ramusculum 樹状構造を有する 本種と異なり白斑の輪郭が明瞭なのではなく点状 本種と異なり地衣体下面縁部が暗褐色ではなく黒色 本種と異なり地衣体下面縁部が偽根状ではなく無毛 本種と異なり樹状構造にシリアを通常有するのではなく欠く 本種と異なりシリアが豊富ではなく疎ら 本種と異なり粉芽を欠くのではなく有する 本種と異なり白斑の輪郭が明瞭なのではなく点状 (その他掲載種) Parmotrema cristiferum (Taylor) Hale トサカウメノキゴケ 【よく似た種との区別】 Parmotrema latissimum 子嚢胞子の形態が類似している 粉子の形態が類似している Parmotrema stuppeum 粉芽塊を縁部に生じる 粉芽を有する 粉子が類瓶形 本種と異なり白斑を欠くのではなく有する 本種より子嚢胞子のサイズが小さい Parmotrema sieberi 子嚢胞子の形態が類似している 本種より裂片の幅が広い 本種と異なりシリアを有する 本種より粉芽塊が”crisped”でない 本種と異なり地衣成分としてオイミトリン類を含まない (その他掲載種) Parmotrema cristobalii (L.I. Ferraro & Elix) O. Blanco, A. Crespo, Divakar, Elix & Lumbsch ※論文中では献名の対象が女性であることからParmotrema cristobaliaeの綴りが正しいとされている。 【よく似た種との区別】 Parmotrema reparatum 栄養生殖の散布体を欠く シリアを有する 白斑の輪郭が主に明瞭 偽根に2型がある 本種と異なり”lacinulae”を有するのではなく欠く 本種と異なり地衣成分として髄層にノルロバリドンを含まない (その他掲載種) Parmotrema delicatulum (Vain.) Hale 【よく似た種との区別】 Parmotrema magnum ブラジルに分布する 形態的に類似している(同種とされたことがある) 地衣体上面に白斑を欠く 栄養生殖の散布体を欠く 偽根が単型 本種より地衣体のサイズが大きい 本種と異なり地衣体が”sublaciniate”ではなく裂片状 本種より裂片の幅が広い 本種と異なり子器盤が全縁ではなく通常”lacerate” 本種と異なりシリアが豊富でない 本種よりシリアが短い 本種と異なりシリアが分枝する 本種と異なり果托が平滑ではなく強い皺状 本種と異なり髄層がC陰性ではなくC+ばら色 本種と異なり地衣成分としてジロホール酸が少量ではなく豊富 Parmotrema masonii 本種よりシリアが短い 本種と地衣成分が異なる (その他掲載種) Parmotrema despectum Kurok. 【よく似た種との区別】 Parmotrema eurysacum 本種と異なり地衣体下面が主に平滑 本種より裂片の幅が広い 本種と異なり子器が幅広く開口する 本種と異なり”lacinulae”を有する Parmotrema tandilense 地衣体下面が黒色 栄養生殖の散布体を欠く 偽根が単型 “lacinulae”を有する 髄層がUV陰性 本種と異なり地衣体が”sublacinulate”ではなく顕著な”lacinulate”である 本種と異なりシリアが頻繁ではなく豊富 本種と異なりシリアが先細りである (新学名) Parmotrema elixii Spielmann & Marcelli 旧名:Rimelia pustulata Elix & Bawingan 【よく似た種との区別】 Parmotrema granulare 白斑が網目状 本種と異なり”lacinulae”が顕著である 本種と異なりパスチュールが凝集するのではなく孤立して生じる Parmotrema anchietanum 本種より裂片の幅が狭い 本種と異なり裂片に”lacinulae”を有する Parmotrema ventanicum パスチュールを有する 本種と異なり白斑が網目状でない 本種よりシリアの幅が広い 本種と異なりシリアががっしりとしている 本種と異なり地衣成分としてビレンス酸およびプロトセトラル酸を含む (その他掲載種) Parmotrema enteroxanthum Hale (その他掲載種) Parmotrema erubescens (Stirt.) Krog & Swinscow 【よく似た種との区別】 Parmotrema subcaperatum 形態的に非常に類似している(同種とする意見があった) 栄養生殖の散布体を欠く 白斑の輪郭が主に明瞭 “lacinulae”を欠く 髄層がUV陰性 本種と異なり地衣体上面が浅い溝があるのではなく類微細孔状~微細孔状 本種より地衣体下面の黒色の領域が広く中央部のみでない 本種と異なり地衣体下面が平滑~乳頭状ではなく通常僅かに皺状~脈状 本種と異なり地衣体縁部の領域がごく淡い褐色ではなく暗褐色 本種と異なり地衣成分としてウスニン酸を有する (その他掲載種) Parmotrema eurysacum (Hue) Hale 【よく似た種との区別】 Parmotrema ruptum 形態的に類似している(同種と考えられたことがある) 本種と異なり白斑を有する Parmotrema austromaculatum 栄養生殖の散布体を欠く 白斑を有する 髄層がUV陰性 本種と異なり”lacinulae”が先端が尖るのではなくしばしば箆形または先端が膨大する 本種と異なり粉子器に黒色の縁取りを欠く Parmotrema acutatum “lacinulae”を豊富に有する 栄養生殖の散布体を欠く 本種と異なりシリアを有するのではなく欠く 本種と異なり地衣体上面の白斑が”hypermaculate”ではなく輪郭が明瞭 本種と異なり”lacinulae”の下面が黒色ではなくベージュ色 本種より粉子が長い 本種と異なり粉子が短糸状ではなく糸状 本種と異なり地衣成分としてジロホール酸を欠く Parmotrema latissimum 栄養生殖の散布体を欠く 本種と異なりシリアを有するのではなく欠く 本種と異なり”lacinulae”を欠く 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種と異なり粉子が類瓶形 Parmotrema laciniellum “lacinulae”が長い 本種と異なり地衣体下面が”hypermaculate”でない 本種よりシリアが短い Parmotrema despectum 本種と異なり地衣体下面が主に平滑という特徴を欠く 本種より裂片の幅が狭い 本種と異なり子器が幅広く開口するという特徴を欠く 本種と異なり”lacinulae”を欠く (その他掲載種) Parmotrema expansum Hale 【よく似た種との区別】 Parmotrema bifidum シリアが分岐する 白斑の輪郭が明瞭 本種より裂片が斜上する 本種より裂片がやや暗色 本種と異なり裂片縁部に顕著な黒色の線をあらわす 本種と異なり地衣体下面が漆黒ではなく褐色 本種と異なり地衣体下面が無毛 本種と異なり地衣体縁部が光沢のある暗褐色 Parmotrema permaculatum 栄養生殖の散布体を欠く 白斑の輪郭が明瞭 偽根が単型 髄層がUV陰性 本種と異なりシリアがほとんどの場合叉状分岐するのではなく分枝しない 本種より粉子が長い Parmotrema ruptum 形態的に類似している(同種とされたことがある) 本種と異なり白斑が輪郭が明瞭ではなく網目状 本種と異なりシリアが稀 本種と異なりシリアが通常分枝しない 本種より子嚢胞子が短い (その他掲載種) Parmotrema flavescens (Kremp.) Hale 【よく似た種との区別】 Parmotrema masonii 本種と異なり裂芽を欠く Parmotrema magnum 同所的に分布する 同時に発生することがある 本種と異なり裂芽を形成しない Parmotrema neotropicum 裂芽を形成する 上皮層が黄色 地衣成分としてウスニン酸を含む 本種と異なり地衣体下面が縁部以外黒色なのではなく一様に褐色 本種と異なり白斑が不明瞭で”hypermaculate”に見えるのではなく輪郭が明瞭 本種と異なり偽根が単型ではなく2型 (新組み合わせ) Parmotrema foliolosum (C.W. Dodge) Spielmann & Marcelli 旧名:Parmelia foliolosa C.W. Dodge 【よく似た種との区別】 Parmotrema reticulatum(オオマツゲゴケ) 形態的に類似している(同種とされたことがある) シリアを有する 本種と異なり”lacinulae”を欠くのではなく有する 本種と異なり白斑が網目状~”hypermaculate”ではなく網目状のみ 本種より粉子が短い Parmotrema reterimulosum シリアを有する 白斑が網目状 髄層がUV陰性 本種よりシリアが長い 本種と異なりシリアが分枝しないか稀に叉状なのではなく分枝しない 本種より粉子が短い (新組み合わせ・新階級) Parmotrema granulare (Asahina) Spielmann & Marcelli 旧名:Parmelia cetrata f. granularis Asahina 【よく似た種との区別】 Parmotrema elixii 白斑が網目状 本種と異なり”lacinulae”が顕著でない 本種と異なりパスチュールが孤立して生じるのではなく凝集する Parmotrema ventanicum パスチュールを有する 本種と異なり白斑が網目状でない 本種よりシリアの幅が広い 本種と異なりシリアががっしりとしている 本種と異なり地衣成分としてビレンス酸およびプロトセトラル酸を含む Parmotrema nudum “lacinulae”が豊富である 本種と異なり粉芽を欠く Parmotrema reticulatum(オオマツゲゴケ) 形態的に類似している(同種とされたことがある) 本種より地衣体のサイズが小さい 本種と異なり裂片が密に生じる 本種よりシリアが短い 本種と異なりパスチュールを欠く (その他掲載種) Parmotrema herrei (Zahlbr.) Spielmann & Marcelli 【よく似た種との区別】 Parmotrema warmingii 栄養生殖の散布体を欠く 地衣体全体が”laciniate”である “laciniae”の幅が狭い 本種と異なり白斑が網目状ではなく”hypermaculate” 本種と異なりシリアが分枝して厚くなるのではなく分枝しない (その他掲載種) Parmotrema laciniellum (L.I. Ferraro & Elix) O. Blanco, A. Crespo, Divakar, Elix & Lumbsch 【よく似た種との区別】 Parmotrema cetratum 本種と異なり白斑の輪郭が明瞭なのではなく常に網目状で子器付近でのみ輪郭が明瞭 本種と異なり”lacinulae”が豊富という特徴を欠く Parmotrema eurysacum “lacinulae”が長い 本種と異なり地衣体下面が”hypermaculate” 本種よりシリアが長い Parmotrema acutatum 白斑の輪郭が明瞭 “lacinulae”が長い 本種と異なりシリアを有するのではなく欠く (アフリカ、南アフリカ新産種) Parmotrema lacteum Marcelli & A.A. Spielm. 【よく似た種との区別】 Parmotrema subisidiosum 本種と異なり地衣体が乳白色でない 本種よりシリアが短い 本種と異なりシリアが分枝しない 本種と異なり頭状の粉芽状の塊が生じるという特徴を欠く 本種と異なり粉芽を形成しない Parmotrema bonplandii 本種と異なり地衣成分としてノルロバリドンおよびリケキサントンを含む Parmotrema clavuliferum(マツゲゴケ) 粉芽を”lacinulae”上に生じる 本種と異なり裂芽状構造を欠く (その他掲載種) Parmotrema latissimum (Fée) Hale 【よく似た種との区別】 Parmotrema eurysacum 栄養生殖の散布体を欠く 本種と異なりシリアを欠くのではなく有する 本種と異なり”lacinulae”を有する 本種より子嚢胞子のサイズが小さい 本種と異なり粉子が類瓶形でない Parmotrema cristiferum(トサカウメノキゴケ) 子嚢胞子の形態が類似している 粉子の形態が類似している Parmotrema mantiqueirense 裂片の幅が広い 栄養生殖の散布体を欠く 本種と異なりシリアを欠くのではなく有する 本種と異なり粉子が類瓶形ではなく糸状 Parmotrema acutatum 栄養生殖の散布体を欠く 本種より裂片の幅が狭い 本種と異なり白斑を有する 本種と異なり粉子が類瓶形ではなく糸状 (その他掲載種) Parmotrema leucosemothetum (Hue) Hale 【よく似た種との区別】 Parmotrema bifidum 白斑の縁部が非常に明瞭 本種よりシリアが短い 本種と異なりシリアが分枝する Parmotrema subsumptum 本種と異なり上皮層に顕著な白斑を有するという特徴を欠く 本種と異なり地衣体縁部の領域に顕著な光沢を有し無毛という特徴を欠く 本種と異なり粉芽塊がほぼ常に縁部に生じるという特徴を欠く 本種と異なりシリアが通常幅広くなりいくぶん先細りになり分枝しないという特徴を欠く (その他掲載種) Parmotrema lichexanthonicum Eliasaro & Adler 【よく似た種との区別】 Parmotrema pontagrossense 地衣成分としてサラジン酸およびリケキサントンを含む Parmotrema spinibarbe 地衣成分としてサラジン酸およびリケキサントンを含む Parmotrema ultralucens(ウラグロマツゲゴケ) 地衣成分としてサラジン酸およびリケキサントンを含む (新組み合わせ) Parmotrema lividotessellatum (Hue) Spielmann & Marcelli 旧名:Parmelia lividotessellata Hue (新組み合わせ) Parmotrema magnum (Lynge) Spielmann & Marcelli 旧名:Parmelia magna Lynge 【よく似た種との区別】 Parmotrema delicatulum ブラジルに分布する 形態的に類似している(同種とされたことがある) 地衣体上面に白斑を欠く 栄養生殖の散布体を欠く 偽根が単型 本種より地衣体のサイズが小さい 本種と異なり地衣体が裂片状ではなく”sublaciniate” 本種より裂片の幅が狭い 本種と異なり子器盤が通常”lacerate”ではなく全縁 本種と異なりシリアが豊富である 本種よりシリアが長い 本種と異なりシリアが分枝しない 本種と異なり果托が全縁 本種と異なり果托が強い皺状ではなく平滑 本種と異なり髄層がC+ばら色ではなくC陰性 本種と異なり地衣成分としてジロホール酸が豊富ではなく少量 Parmotrema flavescens 同所的に分布する 同時に発生することがある 本種と異なり裂芽を形成する (その他掲載種) Parmotrema mantiqueirense Hale 【よく似た種との区別】 Parmotrema latissimum 裂片の幅が広い 栄養生殖の散布体を欠く 本種と異なりシリアを有するのではなく欠く 本種と異なり粉子が糸状ではなく類瓶形 (その他掲載種) Parmotrema margaritatum (Hue) Hale 【よく似た種との区別】 Parmotrema subsumptum 本種と異なり地衣体上面が”hypermaculate”でない 本種と異なり地衣体下面が黒色でない 本種と異なり粉芽塊が”lacinulae”の次端部に生じるという特徴を欠く 本種と異なり偽根が単型でない Parmotrema concors 粉芽を有する シリアを有する “lacinulae”を有する 白斑の輪郭が明瞭 本種と異なりシリアが分枝しないのではなく分枝しない~叉状 本種と異なり”lacinulae”が豊富ではなく稀 Parmotrema petropoliense 本種と異なり地衣体下面が黒色ではなく褐色 本種と異なりパスチュール状の隆起した構造を有し、そこから粉芽を形成する 本種よりシリアが長い 本種と異なりシリアが分枝しないのではなく頻繁に叉状分岐する 本種と異なり白斑が”hypermaculate”ではなく輪郭が明瞭 本種と異なり地衣体下面に偽根を有する Parmotrema maximum 形態的に類似している 本種と異なり白斑の輪郭が明瞭でない (その他掲載種) Parmotrema masonii L.I. Ferraro 【よく似た種との区別】 Parmotrema delicatulum 本種よりシリアが長い 本種と地衣成分が異なる Parmotrema flavescens 本種と異なり裂芽を有する Parmotrema mirandum 地衣成分としてヒポコンチクチン酸を含む 本種と異なり粉芽を有する Parmotrema nylanderi 本種と異なり粉芽を有する Parmotrema pectinatum 本種と異なり粉芽を有する (新組み合わせ) Parmotrema maximum (Hue) Spielmann & Marcelli 旧名:Parmelia maxima Hue 【よく似た種との区別】 Parmotrema stuppeum 形態的に類似している(同種とされてきた) 粉芽を有する 本種と異なりシリアを有するのではなく欠く 本種と異なり”lacinulae”を欠く 本種と異なり粉子が短糸状ではなく類瓶形 Parmotrema margaritatum 形態的に類似している 本種と異なり白斑の輪郭が明瞭 Parmotrema albinatum lacinulae”を有する 本種よりシリアのサイズが小さい 本種と異なりシリアが分枝しない~叉状または二叉分岐するのではなく分枝しない (その他掲載種) Parmotrema mirandum (Hale) Hale 【よく似た種との区別】 Parmotrema masonii 地衣成分としてヒポコンチクチン酸を含む 本種と異なり粉芽を欠く (その他掲載種) Parmotrema neotropicum Kurok. 【よく似た種との区別】 Parmotrema subtinctorium(オオチヂレマツゲゴケ) 形態的に類似している(混同のおそれがある) 白斑の輪郭が明瞭 髄層がUV陰性 本種と異なり地衣体下面が顕著な脈状ではなく僅かに皺状~乳頭状 本種と異なり裂芽が時に粉芽状の小粒になるのではなく完全な状態にとどまる 本種と異なり地衣成分としてノルロバリドンを含む 本種と異なり地衣成分としてウスニン酸を欠く Parmotrema flavescens 裂芽を形成する 上皮層が黄色 地衣成分としてウスニン酸を含む 本種と異なり地衣体下面が一様に褐色なのではなく縁部以外黒色 本種と異なり白斑の輪郭が明瞭なのではなく不明瞭で”hypermaculate”に見える 本種と異なり偽根が2型ではなく単型 (新組み合わせ・新階級) Parmotrema nudum (Hue) Spielmann & Marcelli 旧名:Parmelia reticulata f. nuda Hue 【よく似た種との区別】 Parmotrema reticulatum(オオマツゲゴケ) 形態的に類似している(同種とされてきた) 本種と異なり地衣体上面にパスチュールを有するという特徴を欠く 本種と異なり粉芽を有する Parmotrema granulare “lacinulae”が豊富である 本種と異なり粉芽を有する Parmotrema ruminatum 本種と異なりパスチュールが時に小区画から剥落することがある 本種と異なりシリアを欠く Parmotrema marcellii パスチュールを有する シリアを有する 本種と異なり白斑が網目状ではなく網目状または上面で”hypermaculate”である 本種より粉子が短い 本種と異なり粉子が糸状ではなく桿形 (その他掲載種) Parmotrema nylanderi (Lynge) Hale 【よく似た種との区別】 Parmotrema masonii 本種と異なり粉芽を欠く Parmotrema pectinatum 岩上生地衣である 子器が知られていない パスチュールを有する 髄層がC+ばら色 粉子が知られていない 地衣成分としてジロホール酸を含む 本種と異なり”lacinulae”を欠くのではなく有する 本種と異なりシリアが頻繁~裂片によっては欠くのではなく豊富 (その他掲載種) Parmotrema parahypotropum (W.L. Culb.) Hale タチナミガタウメノキゴケ 【よく似た種との区別】 Parmotrema subsumptum 粉芽塊の形成様式が非常に類似している 本種と異なり”lacinulae”が豊富という特徴を欠く 本種と異なり偽根に2型がある 本種と粉子の型が異なる 本種と地衣成分が異なる (その他掲載種) Parmotrema paramoreliense W.L. Culb. & C.F. Culb. (その他掲載種) Parmotrema pectinatum Jungbluth & Marcelli 【よく似た種との区別】 Parmotrema masonii 本種と異なり粉芽を欠く Parmotrema nylanderi 岩上生地衣である 子器が知られていない パスチュールを有する 髄層がC+ばら色 粉子が知られていない 地衣成分としてジロホール酸を含む 本種と異なり”lacinulae”を有するのではなく欠く 本種と異なりシリアが豊富ではなく頻繁~裂片によっては欠く (その他掲載種) Parmotrema permaculatum (Hale) Kurok. 【よく似た種との区別】 Parmotrema expansum 栄養生殖の散布体を欠く 白斑の輪郭が明瞭 偽根が単型 髄層がUV陰性 本種と異なりシリアが分枝しないのではなくほとんどの場合叉状分岐する 本種より粉子が短い (新組み合わせ) Parmotrema petropoliense (Zahlbr.) Spielmann & Marcelli 旧名:Parmelia petropoliensis Zahlbr. 【よく似た種との区別】 Parmotrema margaritatum 本種と異なり地衣体下面が褐色ではなく黒色 本種と異なりパスチュール状の隆起した構造を有し、そこから粉芽を形成するという特徴を欠く 本種よりシリアが短い 本種と異なりシリアが頻繁に叉状分岐するのではなく分枝しない 本種と異なり白斑が輪郭が明瞭ではなく”hypermaculate” 本種と異なり地衣体下面に偽根を欠く Parmotrema subsumptum 形態的に類似している(同種と考えられたことがある) 本種と異なり粉芽塊が縁部または”lacinulae”上面でパスチュール状の構造をなすという特徴を欠く 本種と異なりシリアが豊富でない 本種と異なりシリアが短い 本種と異なりシリアが通常叉状分岐するという特徴を欠く Parmotrema reitzii 粉芽の構造が類似している 本種と粉芽の発生様式が異なる 本種と異なり顕著な”lacinulae”を欠く 本種と異なりシリアが叉状分岐するという特徴を欠く 本種と異なり地衣成分としてノルロバリドンを有する (その他掲載種) Parmotrema pontagrossense (Eliasaro & Adler) O. Blanco, A. Crespo, Divakar, Elix & Lumbsch 【よく似た種との区別】 Parmotrema lichexanthonicum 地衣成分としてサラジン酸およびリケキサントンを含む Parmotrema spinibarbe 全体的な形態が同一 シリアが主に叢生する “lacinulae”を欠く 髄層がUV+黄色 地衣成分としてリケキサントンを含む 本種と異なり粉芽を房状の構造から生じる 本種と異なり地衣成分としてリケステリン酸およびプロトリケステリン酸を欠く (その他掲載種) Parmotrema pseudoreticulatum (Tav.) Hale (新組み合わせ・新階級) Parmotrema radiatum (Lynge) Spielmann & Marcelli 旧名:Parmelia cetrata subsp. radiata Lynge 【よく似た種との区別】 Parmotrema cetratum 本種と異なり地衣体縁部の領域を完全に欠く 本種と異なり白斑が網目状または”hypermaculate”ではなく網目状のみ 本種と異なりシリアがささくれ状でない Parmotrema acanthifolium 栄養生殖の散布体を欠く 白斑を有する “lacinulae”を欠く 髄層がUV陰性 本種よりシリアの最大長が短い 本種と異なりシリアが鱗片状ではなく通常分枝しない 本種より粉子が短い (アルゼンチン新産種) Parmotrema ramusculum (Hale) Hale 【よく似た種との区別】 Parmotrema coralliforme 樹状構造を有する 本種と異なり白斑の点状なのではなく輪郭が明瞭 本種と異なり地衣体下面縁部が黒色ではなく暗褐色 本種と異なり地衣体下面縁部が無毛ではなく偽根状 本種と異なり樹状構造にシリアを欠くのではなく通常有する 本種と異なりシリアが疎らではなく豊富 本種と異なり粉芽を有するのではなく欠く 本種と異なり白斑が点状ではなく輪郭が明瞭 (その他掲載種) Parmotrema reitzii Hale 【よく似た種との区別】 Parmotrema petropoliense 粉芽の構造が類似している 本種と粉芽の発生様式が異なる 本種と異なり顕著な”lacinulae”を有する 本種と異なりシリアが叉状分岐する 本種と異なり地衣成分としてノルロバリドンを欠く Parmotrema subsumptum 地衣体が裂片状 シリアを有する 白斑の輪郭が明瞭 “lacinulae”を欠く 偽根が2型である 髄層がUV陰性 本種と異なり裂片の上面ではなく下面に粉芽塊を有する 本種と異なり地衣成分としてノルロバリドンを欠く (その他掲載種) Parmotrema reparatum (Stirt.) O. Blanco, A. Crespo, Divakar, Elix & Lumbsch 【よく似た種との区別】 Parmotrema cristobalii 栄養生殖の散布体を欠く シリアを有する 白斑の輪郭が主に明瞭 偽根に2型がある 本種と異なり”lacinulae”を欠くのではなく有する 本種と異なり地衣成分として髄層にノルロバリドンを含む Parmotrema subcaperatum 全体的な形態が非常に類似している 本種より地衣体縁部の領域が顕著である 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種と異なり地衣成分としてウスニン酸を有する (新組み合わせ) Parmotrema reterimulosum (J. Steiner & Zahlbr.) Spielmann & Marcelli 旧名:Parmelia reterimulosa J. Steiner & Zahlbr. 【よく似た種との区別】 Parmotrema reticulatum(オオマツゲゴケ) 形態的に類似している(同種とされたことがある) シリアを有する 本種と異なり”lacinulae”を欠くのではなく有する 本種と異なり粉芽が断片化した皮層ではなく膨大部から生じる 本種と異なり地衣体縁部の領域の下面に偽根を有する 本種より粉子のサイズが小さい Parmotrema foliolosum シリアを有する 白斑が網目状 髄層がUV陰性 本種よりシリアが短い 本種と異なりシリアが分枝しないのではなく分枝しないか稀に叉状 本種より粉子が長い (その他掲載種) Parmotrema reticulatum (Taylor) M. Choisy オオマツゲゴケ 【よく似た種との区別】 Parmotrema concors 形態的に類似している(同種とされたことがある) 本種と異なり裂片縁部が偽根状でごく幅狭い褐色無毛の縁部を有するという特徴を欠く 本種と異なりシリアの形状が細長いのではなく幅広い 本種と異なりシリアが時に側枝を生じるが全く2裂しないのではなくしばしば2裂する Parmotrema nudum 形態的に類似している(同種とされてきた) 本種と異なり地衣体上面にパスチュールを有する 本種と異なり粉芽を欠く Parmotrema reterimulosum 形態的に類似している(同種とされたことがある) シリアを有する 本種と異なり”lacinulae”を有するのではなく欠く 本種と異なり粉芽が膨大部ではなく断片化した皮層から生じる 本種と異なり地衣体縁部の領域の下面に偽根を欠く 本種より粉子のサイズが大きい Parmotrema foliolosum 形態的に類似している(同種とされたことがある) シリアを有する 本種と異なり”lacinulae”を有するのではなく欠く 本種と異なり白斑が網目状のみではなく網目状~”hypermaculate” 本種より粉子が長い Parmotrema clavuliferum(マツゲゴケ) 形態的に類似している(同種とする意見がある) 本種と異なり裂片のシリアが稀ではなく豊富 本種と異なり”clavulae”下面が通常白色またはクリーム色なのではなくほとんどの場合黒色 Parmotrema granulare 形態的に類似している(同種とされたことがある) 本種より地衣体のサイズが大きい 本種と異なり裂片が密に生じるという特徴を欠く 本種よりシリアが長い 本種と異なりパスチュールを有する (その他掲載種) Parmotrema ruminatum (Zahlbr.) O. Blanco, A. Crespo, Divakar, Elix & Lumbsch 【よく似た種との区別】 Parmotrema nudum 本種と異なりパスチュールが時に小区画から剥落することがあるという特徴を欠く 本種と異なりシリアを有する Parmotrema austrocetratum 本種より地衣体の小区画がずっと明瞭 本種と異なりシジディアを有する 本種と異なりシリアが豊富 本種よりシリアが長い (その他掲載種) Parmotrema ruptum (Lynge) Hale ex DePriest & B.W. Hale 【よく似た種との区別】 Parmotrema expansum 形態的に類似している(同種と考えられたことがある) 本種と異なり白斑が網目状ではなく輪郭が明瞭 本種と異なりシリアが稀でない 本種と異なりシリアが通常分枝する 本種より子嚢胞子が長い Parmotrema eurysacum 形態的に類似している(同種と考えられたことがある) 本種と異なり白斑を欠く Parmotrema cetratum 形態的に類似している(混同のおそれがある) 本種と異なり地衣体縁部まで顕著な偽根を有する Parmotrema hypermaculatum 地衣体下面が黒色 栄養生殖の散布体を欠く シリアを有する 白斑を有する “lacinulae”を有する 髄層がUV陰性 本種よりシリアが短い (新組み合わせ) Parmotrema sieberi (C.W. Dodge) Spielmann & Marcelli 旧名:Parmelia sieberi C.W. Dodge 【よく似た種との区別】 Parmotrema erectociliatum シリアを有する 白斑を欠く “lacinulae”を欠く 髄層がUV陰性 本種より裂片の幅が狭い 本種と異なりシリアが水平ではなく直立する 本種と異なりシリアが分枝しないか叉状ではなくほとんどの場合分枝しない Parmotrema cristiferum(トサカウメノキゴケ) 子嚢胞子の形態が類似している 本種より裂片の幅が狭い 本種と異なりシリアを欠く 本種より粉芽塊が”crisped”である 本種と異なり地衣成分としてオイミトリン類を含む (その他掲載種) Parmotrema spinibarbe (Kurok.) Hale ex DePriest & B.W. Hale 【よく似た種との区別】 Parmotrema lichexanthonicum 地衣成分としてサラジン酸およびリケキサントンを含む Parmotrema diffractaicum 形態的に非常に類似している 本種と異なり地衣成分としてジフラクタ酸を含む 本種と異なり地衣成分としてサラジン酸を含まない Parmotrema pontagrossense 全体的な形態が同一 シリアが主に叢生する “lacinulae”を欠く 髄層がUV+黄色 地衣成分としてリケキサントンを含む 本種と異なり粉芽を房状の構造から生じない 本種と異なり地衣成分としてリケステリン酸およびプロトリケステリン酸を有する (その他掲載種) Parmotrema stuppeum (Taylor) Hale 【よく似た種との区別】 Parmotrema maximum 形態的に類似している(同種とされてきた) 粉芽を有する 本種と異なりシリアを欠くのではなく有する 本種と異なり”lacinulae”を有する 本種と異なり粉子が類瓶形ではなく短糸状 Parmotrema cristiferum(トサカウメノキゴケ) 粉芽塊を縁部に生じる 粉芽を有する 粉子が類瓶形 本種と異なり白斑を有するのではなく欠く 本種より子嚢胞子のサイズが大きい (その他掲載種) Parmotrema subcaperatum (Kremp.) Hale 【よく似た種との区別】 Parmotrema erubescens 形態的に非常に類似している(同種とする意見があった) 栄養生殖の散布体を欠く 白斑の輪郭が主に明瞭 “lacinulae”を欠く 髄層がUV陰性 本種と異なり地衣体上面が類微細孔状~微細孔状ではなく浅い溝がある 本種ほど地衣体下面の黒色の領域が広くなく中央部のみである 本種と異なり地衣体下面が通常僅かに皺状~脈状ではなく平滑~乳頭状 本種と異なり地衣体縁部の領域が暗褐色ではなくごく淡い褐色 本種と異なり地衣成分としてウスニン酸を欠く Parmotrema reparatum 全体的な形態が非常に類似している 本種ほど地衣体縁部の領域が顕著でない 本種より子嚢胞子のサイズが小さい 本種と異なり地衣成分としてウスニン酸を欠く (その他掲載種) Parmotrema subisidiosum (Müll. Arg.) Hale 【よく似た種との区別】 Parmotrema lacteum 本種と異なり地衣体が乳白色 本種よりシリアが長い 本種と異なりシリアが分枝する 本種と異なり頭状の粉芽状の塊が生じる 本種と異なり粉芽を形成する Parmotrema bonplandii 白斑が網目状 裂芽を有する 本種と異なり地衣成分としてノルロバリドンおよびリケキサントンを含む 本種と異なり地衣成分としてサラジン酸を含まない Parmotrema saxoisidiatum 地衣体下面が黒色 裂芽を有する 白斑が網目状 髄層がUV陰性 本種と異なり樹皮生ではなく岩上生 本種と異なり裂芽が分枝しない~珊瑚状ではなく分枝しない~疎らに分枝する 本種と異なりシリアを欠く (その他掲載種) Parmotrema subsumptum (Nyl.) Hale 【よく似た種との区別】 Parmotrema parahypotropum(タチナミガタウメノキゴケ) 粉芽塊の形成様式が非常に類似している 本種と異なり”lacinulae”が豊富 本種と異なり偽根に2型があるという特徴を欠く 本種と粉子の型が異なる 本種と地衣成分が異なる Parmotrema petropoliense 形態的に類似している(同種と考えられたことがある) 本種と異なり粉芽塊が縁部または”lacinulae”上面でパスチュール状の構造をなす 本種と異なりシリアが豊富 本種と異なりシリアが長い 本種と異なりシリアが通常叉状分岐する Parmotrema leucosemothetum 本種と異なり上皮層に顕著な白斑を有する 本種と異なり地衣体縁部の領域に顕著な光沢を有し無毛 本種と異なり粉芽塊がほぼ常に縁部に生じる 本種と異なりシリアが通常幅広くなりいくぶん先細りになり分枝しない Parmotrema margaritatum 本種と異なり地衣体上面が”hypermaculate”である 本種と異なり地衣体下面が黒色 本種と異なり粉芽塊が”lacinulae”の次端部に生じる 本種と異なり偽根が単型 Parmotrema reitzii 地衣体が裂片状 シリアを有する 白斑の輪郭が明瞭 “lacinulae”を欠く 偽根が2型である 髄層がUV陰性 本種と異なり裂片の下面ではなく上面に粉芽塊を有する 本種と異なり地衣成分としてノルロバリドンを有する (その他掲載種) Parmotrema subtinctorium (Zahlbr.) Hale オオチヂレマツゲゴケ 【よく似た種との区別】 Parmotrema neotropicum 形態的に類似している(混同のおそれがある) 白斑の輪郭が明瞭 髄層がUV陰性 本種と異なり地衣体下面が僅かに皺状~乳頭状ではなく顕著な脈状 本種と異なり裂芽が完全な状態にとどまるのではなく時に粉芽状の小粒になる 本種と異なり地衣成分としてウスニン酸を含む 本種と異なり地衣成分としてノルロバリドンを欠く (その他掲載種) Parmotrema tandilense (Adler & Elix) O. Blanco, A. Crespo, Divakar, Elix & Lumbsch 【よく似た種との区別】 Parmotrema despectum 地衣体下面が黒色 栄養生殖の散布体を欠く 偽根が単型 “lacinulae”を有する 髄層がUV陰性 本種と異なり地衣体が顕著な”lacinulate”ではなく”sublacinulate”である 本種と異なりシリアが豊富ではなく頻繁 本種と異なりシリアが先細りでない Parmotrema ventanicum 本種と異なりパスチュールを有する 本種と異なり”lacinulae”が豊富という特徴を欠く (その他掲載種) Parmotrema ultralucens (Krog) Hale ウラグロマツゲゴケ 【よく似た種との区別】 Parmotrema concurrens 本種と異なり髄層がUV+黄色でない 本種と異なり地衣成分としてジロホール酸を含む 本種と異なり地衣成分としてリケキサントンを含まない Parmotrema lichexanthonicum 地衣成分としてサラジン酸およびリケキサントンを含む (その他掲載種) Parmotrema ventanicum (Adler & Elix) O. Blanco, A. Crespo, Divakar, Elix & Lumbsch 【よく似た種との区別】 Parmotrema tandilense 本種と異なりパスチュールを欠く 本種と異なり”lacinulae”が豊富 Parmotrema elixii パスチュールを有する 本種と異なり白斑が網目状 本種よりシリアの幅が狭い 本種と異なりシリアががっしりとしていない 本種と異なり地衣成分としてビレンス酸およびプロトセトラル酸を含まない Parmotrema granulare パスチュールを有する 本種と異なり白斑が網目状 本種よりシリアの幅が狭い 本種と異なりシリアががっしりとしていない 本種と異なり地衣成分としてビレンス酸およびプロトセトラル酸を含まない (その他掲載種) Parmotrema verrucisetosum Sipman (新組み合わせ、南アフリカ新産種) Parmotrema warmingii (Vain.) Spielmann & Marcelli 旧名:Parmelia warmingii Vain. 【よく似た種との区別】 Parmotrema herrei 栄養生殖の散布体を欠く 地衣体全体が”laciniate”である “laciniae”の幅が狭い 本種と異なり白斑が”hypermaculate”ではなく網目状 本種と異なりシリアが分枝しないのではなく分枝して厚くなる